はじめに
ACIMのTextの前段に、
「これは、必須のコースです。いつこのコースを受けるか、という時期はあなた自身が自由に選択できます。」
とあります。つまり、誰しもがこのコースの内容を体得することがごく自然なことなのだというわけです。
ACIMのワークブック概要
非常に大枠で内容を要約すると、
「今まで生きてきた中で作り上げてきた思い込みを手放し、本当の自分を思い出し、本来の喜びに満ちた世界を生きていく」ための365個のワークで構成されています。
これらのワークを通じて新しい考え方が定着していきます。
前記事にも書いた通り、ACIMのベースはキリスト教ですが、内容的には仏教など、東洋の思想にも通ずるような考え方が多々あり、またどの宗教かというのは関係なく自己啓発に重要な内容が盛り込まれています。
内容は大きく2部構成になっています。
①学習者の今までの思い込みを手放していく
②①を経たうえで、本当の理解を獲得していく
ACIMはどこで入手できる?
最も簡単に入手できるのはオリジナルの英語版ですが、日本語版ももちろんありますよ!
全編となると結構長いですので、手っ取り早く日本語版を購入するのもありです。
おすすめ
英語版はウェブサイト上で入手可能です。私は英語版を使っています。
Foundation for Inner Peaceが運用しているACIMウェブサイト
各回の音声と、本文が掲載されています。
音声は英語ですが比較的ゆっくりはっきり話されているので聞き取りやすいです。
PDF版
http://stobblehouse.com/text/ACIM.pdf
このバージョンは目次をクリックするとジャンプするようになっていて便利。
日本語
現在、翻訳版が2つ出版されているようです。
また、Amazon Kindleでも電子版が入手可能です。
各ワークの構成
- 中心となる考え方を記した一文
- 今日の一文に関する説明文
- ワークの実践方法の説明
※ワークのやり方は回によって異なりますが、一日の中で何度か短い練習をする、1日2回短時間10分考える時間を取る、といった形で、日常生活の中で無理なく取り組める範囲で支持されています。
どの回も、ちょっと1人の時間を確保すれば、道具も何も必要なく取り組むことができるようになっています。
心構え
「心構え」と書くと大きな覚悟が要りそうな雰囲気ですが、心配ありません。
いつどこでやるかということに縛りはありません。
気楽に、気ままに、自分のペースで取り組んでいきましょう。
- 1日に取り組むワークは最大1個まで
焦って1日に何個も詰め込まず、1日の中では1つの回に集中するようにしてください。
毎日やらなければならないという決まりはないので、何日かおきに取り組むのでも大丈夫です。
- その日のアイディアを「使う」
その回の内容をまるごと信じたり、完全に受け入れる必要はありません。えーそうかなあと疑っていてもいいですし、信じられない!と思っていてもいいので、指示に従ってワークの中でアイディアを「使って」みることが最も重要です。疑っているからといって、学びの効果が薄れることはありません。
- 各回の内容に例外を設けない
学習する際、例えば、この内容はこういう人たちやこんな状況では当てはまらないよね、といったように、各回の内容が適用される範囲を限定してしまわないようにしてください。
日によってはあまり時間が取れなかったり、真剣に取り組めなかったりする日もあるかもしれません。そんな時でも、ACIMにちょっとでも触れることで着実にゴールに向かって前進していますので大丈夫です。
また、区切りごとに復習回が用意されているので内容ごとに振り返ることができます。
このブログ記事の構成
全文抜粋ではなく、ワークブックを読んでいる方向けに要約、分かりづらいところを補足するような形で、簡潔にまとめます。
ブログ内でコースの内容を抜粋している場合の日本語は、オリジナルの英語版からの筆者翻訳ですので、日本語版の本と表現が違う場合があります。
内容のまとめとして、ワークブックでよく分からなかったところのヒントとして、振り返り用として、適宜活用してもらえたらと思います。
また、ACIMのテキストの方の内容や、ACIMの内容に通じるような自己啓発にまつわるお話もあわせて掲載していきます。